売春事件
2014.03.05(07:49)
女性客に売春させる ホストクラブ経営者とその母親ら9人逮捕 警視庁
2014.2
ホストクラブの飲食代を回収する名目で女性客に売春をさせていたなどとして、警視庁保安課は売春防止法違反(管理売春)容疑などで、東京都豊島区上池袋、ホストクラブ経営、福島学(30)と母親でさいたま市緑区大間木、無職、槌野幸枝(51)=の両容疑者ら9人を逮捕した。保安課によると、福島容疑者らは容疑を否認し、他の7人は認めている。
福島容疑者は昨年9月、豊島区池袋で経営するホストクラブの飲食代125万円が未払いになっている女性客(20)に「払えないなら指を詰めるか売春して返せ」と要求。槌野容疑者の自宅や知人の売春クラブで約90人と売春させ、売り上げの計約200万円を取り上げていた。ホストクラブで数十万円分の飲食を強要し、未払い代金を増やすなどしていた。
逮捕容疑は昨年10月30日~11月8日、槌野容疑者の自宅に女性客を住まわせ、男性3人と1回1万5千~3万円で売春させ、売り上げの全額を取り上げたとしている。
自宅で少女ら住まわせ管理売春 容疑の29歳男ら5人を逮捕 警視庁
2014.3
当時18歳の少女らを自宅に住まわせて売春させていたとして、警視庁少年事件課は売春防止法違反(管理売春)などの疑いで、埼玉県川越市仙波町、飲食店経営、嶋田優太(29)と同市小堤、飲食店店員、岩渕圭太(22)の両容疑者ら計5人を逮捕した。同課によると、いずれも容疑を否認している。
島田容疑者らは平成24年10月以降、川越市の岩渕容疑者の自宅に当時18歳だった千葉県の無職少女ら数人を住まわせ、出会い系サイトを通じて連絡してきた男性客のいるホテルなどに派遣し、1回2~4万円で売春させていた。
同課は同容疑で関係先を家宅捜索し、埼玉県加須市の中学3年の女子生徒(15)ら2人が乾燥大麻を所持していたのを発見、大麻取締法違反容疑で逮捕した。女子生徒らも売春させられていたとみられる。
逮捕容疑は25年1~4月、無職少女を埼玉県内のホテルに派遣し、42~60歳の男性ら3人と売春させたとしている。
無職少女が昨年6月、東京都江戸川区内のトイレで出産した胎児を流したとして、死体遺棄容疑で逮捕され、「嶋田容疑者らに売春させられていた」と供述したことから売春容疑が発覚した。
AV女優を“重量級”売春クラブに紹介 制作会社社員の女逮捕「作品の売り上げも上がった」
2013.10
アダルトビデオ(AV)女優を売春クラブに紹介したなどとして、警視庁保安課は職業安定法違反(有害業務職業紹介)容疑で、横浜市神奈川区松本町、AV制作会社社員、垣迫奈央容疑者(35)を逮捕した。売春防止法違反(周旋)容疑で、東京都台東区根岸、売春クラブ経営、中尾千寿容疑者(36)ら2人を逮捕。同課によると、いずれも容疑を認め、垣迫容疑者は「AV女優を売春クラブで働かせることで、作品の売り上げも上がった」と供述している。
垣迫容疑者は2~3年前から、AV制作会社に所属する大柄なAV女優約20人を中尾容疑者の売春クラブなどに無料で紹介。中尾容疑者の売春クラブは従業員の平均体重が約100キロで、利用客がAV女優の作品を買ったり、作品の購入客が売春クラブを利用したりしていたという。
逮捕容疑は今月9日、売春クラブで働かされることを知りながら、AV女優(20)を紹介したなどとしている。
高齢者向け売春クラブ経営者逮捕 「茶飲み友達」と仲介、82歳女性も
2013.10
警視庁保安課は8日までに、高齢男性に売春をあっせんしたとして、売春防止法違反の疑いで、東京都葛飾区新小岩、売春クラブ経営、黒田清英容疑者(70)を逮捕した。
保安課によると、黒田容疑者は約10年前から「茶飲み友達紹介 40歳~熟年」などとうたった新聞広告を出し、応募してきた男女を会員として登録。会員同士の売春を仲介し、紹介料などの名目で約3千万円を売り上げたとみられる。
会員は男性が約千人で、平均年齢は65歳前後。女性は約350人、平均60歳前後で、中には82歳の女性もいた。
逮捕容疑は今年8月と9月、男性会社員(67)らの依頼で、女性会員(65)らを東京都内の喫茶店などで引き合わせ、売春をあっせんした疑い。
ナイスバディーの売春婦は73歳!「イチゴーでどう?」捜査幹部「こんな高齢聞いたことない」
2012.10
ラブホテルなどが立ち並ぶ横浜市中区の歓楽街の一角。「イチゴー(1万5千円)でどうですか?」。こう言って私服警察官に近づき、売春に誘ったとして、韓国籍の女が10月、売春防止法違反容疑で逮捕された。御年なんと73歳!。捜査幹部も驚く一方、「若作りで50歳前後には見える」と“感心”する声も。終戦直後から横浜の街頭に立ち、伝説として語り継がれる老齢の売春婦「ハマのメリーさん」を彷彿(ほううつ)させる!?(田中俊之)
■ホテル代込みで誘い…ロビーで御用
県内有数の歓楽街として知られる横浜市中区の京急日ノ出町駅周辺。もともと売春宿などがあり、現在でもラブホテルやソープランドが林立している。
現場付近の路上では、売春目的で男性に声を掛ける女性が多く、管轄する神奈川県警伊勢佐木署には住民らから苦情も寄せられていた。そのため、県警生活保安課や同署の警察官がしばしば私服姿で警戒に当たっている。
10月12日未明、1人の女が警戒中の私服警察官に近づき、「イチゴーでどうですか?」と声を掛けた。1万5千円はホテル代込みの値段だ。女は、警察官がその誘いに応じたふりをしていることに気付かずにホテルへ向かい、ロビーに入ったところで御用となった。
■見た目は50歳…「出るとこは出て、引っ込むところは引っ込んで」
売春防止法違反の現行犯で逮捕されたのは韓国籍の無職、朴玉子容疑者(73)=横浜市南区。朴容疑者は以前、ホステスとして働いていたが、年齢を重ねるごとに雇ってくれる店が無くなっていったため、6年ほど前から売春を始めた。現在は、月に約15万円の生活保護を受けながら、週に3、4人ほど客を取っていたという。
年齢を考えるとよく客が付いたものだが、捜査幹部は「見た目は50歳前後」と話す。逮捕時の見た目は派手で、長髪を頭の上で束ね、白いプラスチックフレームの眼鏡。金色っぽいコートを着てハイヒールを履いており、ずいぶん若作りないでたちだった。
捜査関係者によると、スタイルも抜群で、「出るとこは出て、引っ込むところは引っ込んでいる」という。「暗がりで男性客も年齢までは分かっていなかったのではないか」と推測する。
■60代の女も毎年摘発…京急日ノ出町周辺が大半
県警によると、平成21年以降で売春防止法違反容疑で摘発された70代の売春婦は、この朴容疑者ただ1人だけだ。ただ、過去数年では60代の女性も毎年数人が摘発されており、飛び抜けて高齢というわけでもなさそうだ。
摘発人数は減少傾向にあり、21年=59人▽22年=40人▽23年=29人-と右肩下がりとなっている。今年も9月末までに14人が摘発されるにとどまっている。県内で売春婦が摘発された場所は、京急日ノ出町駅周辺の末吉町、若葉町、長者町、伊勢佐木町、福富町がほとんどを占めている。
■伝説の「メリーさん」…横浜も少し奥に入ると
横浜で高齢売春婦といえば、伝説となっている「ハマのメリーさん」が有名だ。
メリーさんは終戦後、進駐軍の兵士相手に生計を立てていた実在の人物で、朴容疑者が逮捕された歓楽街周辺でも路上に立つ姿が1990年代まで目撃されていた。
歌舞伎役者のようにおしろいを塗り、フリルのついた純白のドレスをまとっていたという。本人が多くを語らなかったこともあってメリーさんは噂が噂を呼んで話題となり、彼女を題材とした映画や漫画、歌なども制作された。
今や異国情緒あふれる街並みや港のロマンチックな夜景など、デートスポットとして人気も高い横浜。しかし、少し足を伸ばせば、今も昔もどこか怪しげで奥深い世界が広がっている。
熟女からぽっちゃりまで… 売春デリヘル店相次ぎ摘発 マニアを惹き付ける秘訣とは
2013.7
「熟女」から「ぽっちゃり」まで…。客との売春をあっせんしたなどとして、マニア向けといえる派遣型風俗店が6~7月、警視庁保安課に売春防止法違反容疑で相次いで摘発された。いずれも客の大半が常連で、数億円を売り上げるほどの人気を集め、アダルトビデオに出演している女優も在籍していた。インターネット上では、特定の客層をターゲットにした風俗店の口コミ情報があふれており、こうした傾向は当分、収まりそうにない?!(荒船清太)
「太めが好みだった…」 ウエスト100センチ超の巨漢2人と「本番」行為
強烈な日差しが照りつける7月上旬の昼下がり。東京都台東区の路上で、都内の男性会社員(41)が大柄な女性2人を従えて歩いているのを、警視庁の捜査員のカメラが捉えていた。女性の胴回りはいずれも100センチを超えているようにみえた。
3人は間もなく、JR鶯谷駅近くのラブホテルに入室。出てきたところを捜査員から事情聴取され、3人は業界用語で「本番」と呼ばれる売買春があったことを認めた。男性は「ぽっちゃりした太めの女性が好みだった」と話したという。
男性に女性2人を派遣していたのは、デリバリーヘルス「爆乳・爆尻専門まっくすぼでぃ」。警視庁保安課は7月10日、売春防止法違反(周旋)容疑で、同店経営の斉藤敬子容疑者(41)=東京都台東区=ら3人を逮捕した。
保安課によると、同店は毎日30人以上の男性に利用され、毎月1800万円を売り上げる人気店。平成22年8月からの3年間で4億円を売り上げていた。斉藤容疑者は店の狙いをこう供述しているという。
「自分も大柄な女性専門の風俗店で働き、もうかるのを知っていたから、独立して店を出した」
「ぽっちゃりさんの楽園」と宣伝 「おっぱい柔らかい」口コミサイトでも絶賛
斉藤容疑者らは鶯谷駅周辺で配られている風俗店専門のフリーペーパーで、「ぽっちゃりさんの楽園」と宣伝。30人以上いる女性従業員の最高体重は155キロ、平均でも100キロを超えており、マニアの間で知られるアダルトビデオ女優3人も在籍していた。
ネット上の口コミサイトでは、「おっぱいはすごく柔らかくて、自分の頭全てが挟まれてしまうほどでした」「おっぱいの谷間から色々、財布やら携帯がでてきてGOODだった!!」などと、女性たちのサービスを絶賛する書き込みがあふれている。
捜査関係者は「体が大きいだけでなく、美形の女性が多かったところも人気の秘訣だったようだ」と打ち明ける。。
平均63歳のデリヘル 「あなたはまだ若い」 面接で超熟女を厳選
人気なのは「ぽっちゃり」専門の店だけではない。近年、お笑い芸人が女性の好みに挙げるなどしてブームとなっている「熟女」専門の風俗店も客足が途絶えない。
保安課が6月に売春防止法違反で摘発した熟女専門デリバリーヘルス「シルク」は毎月200万円を売り上げていた。
女性従業員の平均年齢は63歳。最年少は47歳、最年長は戦中生まれの73歳だった。若いころに別の風俗店で働いた経験のある女性も多く、年金受給者の65歳は「生活費を稼ぐためだった」と話しているという。
経営者の女(63)は「中年の女性が面接に来たこともあったが、『まだ早い』といって断ったこともある」と供述。メンバーを厳選していたことが、ブームが始まるはるか前から10年以上も続けてこられた理由のようだ。捜査関係者は苦笑いを浮かべる。
「年寄りだけに歩くのが遅く、気付かれないように尾行するのは一苦労だったよ」。
「コツが分かっている」のも人気 高齢者のリクエストで年中無休、早朝営業も
こうしたマニア向けの風俗店に共通するのは、従業員を厳選していることだけではない。熟女専門の「シルク」の経営者が「年配者の方がサービスのコツを分かっていて、優しいので需要が多い」と話すように、きめ細やかさも人気を下支えしていたとみられる。
シルクの客はリタイアした高齢者が多かったため、年中無休で営業。早起きの人が多い高齢者のリクエストに応じ、早朝から女性を派遣していた。高齢者の目につくようにネットだけでなく、夕刊紙にも広告を掲載していたという。
ぽっちゃり専門の「まっくすぼでぃ」でも、女性従業員の巨漢ぶりを思う存分味わえるように2人の女性が同時にサービスする「3Pコース」を用意。1時間2万6000円と「業界としては安め」(捜査関係者)とされる値段設定で次々と客を集めていた。
両店は「本番」行為のない合法な「デリバリーヘルス」として都公安委員会に届け出て、ネットや雑誌に広告を出していたが、女性の派遣先や値段設定などから、客の間では売春が行われていることは周知の事実だったとみられる。捜査関係者はこう指摘する。
「マニアの欲望は底なし。ほかにもデリヘルを装い、売春をあっせんしている店舗は沢山あるはず。新たな“専門店”にも目を光らせたい」
安易なネット売春に網、サイバー補導スタート 先行実施で少女89人補導
2013.10)
スマートフォン(高機能携帯電話)の急速な普及によって、インターネットの掲示板などを通じて子供が児童買春など性犯罪の被害に遭う事件が急増しているため警察庁は10日、ネット上で買春や下着の購入を持ちかける少女らの書き込みを発見した場合、少女らを呼び出して補導する「サイバー補導」を全国の警察で21日から始めることを明らかにした。
「割り切りで優しくて楽しく会えるひとのみ募集」▽「使用済みパンツ10枚、ブラジャー2つ…セットで四万円で買ってくれる方…」。ネット上のコミュニティーサイトなどには、少女らから食事やデートなどだけでなく買春や下着の販売を誘うケースが後を絶たない。
サイバー補導は、こうした安易な書き込みから子供たちが被害にあったり売春組織に巻き込まれるなどの被害が拡大する前に、捜査員が身分を告げずに接触し、その後、警察官であることを打ち明けて補導する。
深夜の繁華街などで、少女らを補導する従来型の街頭での補導だけでなく、警察当局はネット上でも少女らが性犯罪などの被害に遭う前に保護する新たな対策を進めるとしている。
警察庁によると、サイバー補導は静岡県警が平成21年から先行的に実施、同年7月から今年9月までで59人を補導するなど成果を上げた。このため、今年4月から警視庁や大阪府警、神奈川県警、兵庫県警など大都市を抱える10都道府県警察で試験的に実施したところ9月末までに未成年者97人を補導した。
このうち、児童買春・児童ポルノ禁止法で被害者と規定されている18歳未満の少女らは89人に上った。内訳は援助交際33人▽下着売買53人▽両方3人となった。18歳未満の児童のうち43人(48・3%)が、過去に児童買春などの被害に遭っていたという。中には金銭提供で交際相手を求める高校1年の男子生徒(15)もいたという。
警察庁幹部は、「子供たちが性犯罪などのネットが原因の被害に遭う前に、サイバー補導で対策を進めたい」としている。
■補導 不良行為をする20歳未満の未成年者に対する注意や指導、助言。不良行為とは喫煙▽飲酒▽薬物乱用▽粗暴行為▽金品の不正要求▽家出▽無断外泊▽深夜徘徊など17種類で、警察庁通達に規定されている。警察当局は必要に応じて少年補導票に記録を残し保護者にも連絡する。サイバー補導については、17種類の不良行為のうち不健全娯楽などに該当するとして実施する。
2014.2
ホストクラブの飲食代を回収する名目で女性客に売春をさせていたなどとして、警視庁保安課は売春防止法違反(管理売春)容疑などで、東京都豊島区上池袋、ホストクラブ経営、福島学(30)と母親でさいたま市緑区大間木、無職、槌野幸枝(51)=の両容疑者ら9人を逮捕した。保安課によると、福島容疑者らは容疑を否認し、他の7人は認めている。
福島容疑者は昨年9月、豊島区池袋で経営するホストクラブの飲食代125万円が未払いになっている女性客(20)に「払えないなら指を詰めるか売春して返せ」と要求。槌野容疑者の自宅や知人の売春クラブで約90人と売春させ、売り上げの計約200万円を取り上げていた。ホストクラブで数十万円分の飲食を強要し、未払い代金を増やすなどしていた。
逮捕容疑は昨年10月30日~11月8日、槌野容疑者の自宅に女性客を住まわせ、男性3人と1回1万5千~3万円で売春させ、売り上げの全額を取り上げたとしている。
自宅で少女ら住まわせ管理売春 容疑の29歳男ら5人を逮捕 警視庁
2014.3
当時18歳の少女らを自宅に住まわせて売春させていたとして、警視庁少年事件課は売春防止法違反(管理売春)などの疑いで、埼玉県川越市仙波町、飲食店経営、嶋田優太(29)と同市小堤、飲食店店員、岩渕圭太(22)の両容疑者ら計5人を逮捕した。同課によると、いずれも容疑を否認している。
島田容疑者らは平成24年10月以降、川越市の岩渕容疑者の自宅に当時18歳だった千葉県の無職少女ら数人を住まわせ、出会い系サイトを通じて連絡してきた男性客のいるホテルなどに派遣し、1回2~4万円で売春させていた。
同課は同容疑で関係先を家宅捜索し、埼玉県加須市の中学3年の女子生徒(15)ら2人が乾燥大麻を所持していたのを発見、大麻取締法違反容疑で逮捕した。女子生徒らも売春させられていたとみられる。
逮捕容疑は25年1~4月、無職少女を埼玉県内のホテルに派遣し、42~60歳の男性ら3人と売春させたとしている。
無職少女が昨年6月、東京都江戸川区内のトイレで出産した胎児を流したとして、死体遺棄容疑で逮捕され、「嶋田容疑者らに売春させられていた」と供述したことから売春容疑が発覚した。
AV女優を“重量級”売春クラブに紹介 制作会社社員の女逮捕「作品の売り上げも上がった」
2013.10
アダルトビデオ(AV)女優を売春クラブに紹介したなどとして、警視庁保安課は職業安定法違反(有害業務職業紹介)容疑で、横浜市神奈川区松本町、AV制作会社社員、垣迫奈央容疑者(35)を逮捕した。売春防止法違反(周旋)容疑で、東京都台東区根岸、売春クラブ経営、中尾千寿容疑者(36)ら2人を逮捕。同課によると、いずれも容疑を認め、垣迫容疑者は「AV女優を売春クラブで働かせることで、作品の売り上げも上がった」と供述している。
垣迫容疑者は2~3年前から、AV制作会社に所属する大柄なAV女優約20人を中尾容疑者の売春クラブなどに無料で紹介。中尾容疑者の売春クラブは従業員の平均体重が約100キロで、利用客がAV女優の作品を買ったり、作品の購入客が売春クラブを利用したりしていたという。
逮捕容疑は今月9日、売春クラブで働かされることを知りながら、AV女優(20)を紹介したなどとしている。
高齢者向け売春クラブ経営者逮捕 「茶飲み友達」と仲介、82歳女性も
2013.10
警視庁保安課は8日までに、高齢男性に売春をあっせんしたとして、売春防止法違反の疑いで、東京都葛飾区新小岩、売春クラブ経営、黒田清英容疑者(70)を逮捕した。
保安課によると、黒田容疑者は約10年前から「茶飲み友達紹介 40歳~熟年」などとうたった新聞広告を出し、応募してきた男女を会員として登録。会員同士の売春を仲介し、紹介料などの名目で約3千万円を売り上げたとみられる。
会員は男性が約千人で、平均年齢は65歳前後。女性は約350人、平均60歳前後で、中には82歳の女性もいた。
逮捕容疑は今年8月と9月、男性会社員(67)らの依頼で、女性会員(65)らを東京都内の喫茶店などで引き合わせ、売春をあっせんした疑い。
ナイスバディーの売春婦は73歳!「イチゴーでどう?」捜査幹部「こんな高齢聞いたことない」
2012.10
ラブホテルなどが立ち並ぶ横浜市中区の歓楽街の一角。「イチゴー(1万5千円)でどうですか?」。こう言って私服警察官に近づき、売春に誘ったとして、韓国籍の女が10月、売春防止法違反容疑で逮捕された。御年なんと73歳!。捜査幹部も驚く一方、「若作りで50歳前後には見える」と“感心”する声も。終戦直後から横浜の街頭に立ち、伝説として語り継がれる老齢の売春婦「ハマのメリーさん」を彷彿(ほううつ)させる!?(田中俊之)
■ホテル代込みで誘い…ロビーで御用
県内有数の歓楽街として知られる横浜市中区の京急日ノ出町駅周辺。もともと売春宿などがあり、現在でもラブホテルやソープランドが林立している。
現場付近の路上では、売春目的で男性に声を掛ける女性が多く、管轄する神奈川県警伊勢佐木署には住民らから苦情も寄せられていた。そのため、県警生活保安課や同署の警察官がしばしば私服姿で警戒に当たっている。
10月12日未明、1人の女が警戒中の私服警察官に近づき、「イチゴーでどうですか?」と声を掛けた。1万5千円はホテル代込みの値段だ。女は、警察官がその誘いに応じたふりをしていることに気付かずにホテルへ向かい、ロビーに入ったところで御用となった。
■見た目は50歳…「出るとこは出て、引っ込むところは引っ込んで」
売春防止法違反の現行犯で逮捕されたのは韓国籍の無職、朴玉子容疑者(73)=横浜市南区。朴容疑者は以前、ホステスとして働いていたが、年齢を重ねるごとに雇ってくれる店が無くなっていったため、6年ほど前から売春を始めた。現在は、月に約15万円の生活保護を受けながら、週に3、4人ほど客を取っていたという。
年齢を考えるとよく客が付いたものだが、捜査幹部は「見た目は50歳前後」と話す。逮捕時の見た目は派手で、長髪を頭の上で束ね、白いプラスチックフレームの眼鏡。金色っぽいコートを着てハイヒールを履いており、ずいぶん若作りないでたちだった。
捜査関係者によると、スタイルも抜群で、「出るとこは出て、引っ込むところは引っ込んでいる」という。「暗がりで男性客も年齢までは分かっていなかったのではないか」と推測する。
■60代の女も毎年摘発…京急日ノ出町周辺が大半
県警によると、平成21年以降で売春防止法違反容疑で摘発された70代の売春婦は、この朴容疑者ただ1人だけだ。ただ、過去数年では60代の女性も毎年数人が摘発されており、飛び抜けて高齢というわけでもなさそうだ。
摘発人数は減少傾向にあり、21年=59人▽22年=40人▽23年=29人-と右肩下がりとなっている。今年も9月末までに14人が摘発されるにとどまっている。県内で売春婦が摘発された場所は、京急日ノ出町駅周辺の末吉町、若葉町、長者町、伊勢佐木町、福富町がほとんどを占めている。
■伝説の「メリーさん」…横浜も少し奥に入ると
横浜で高齢売春婦といえば、伝説となっている「ハマのメリーさん」が有名だ。
メリーさんは終戦後、進駐軍の兵士相手に生計を立てていた実在の人物で、朴容疑者が逮捕された歓楽街周辺でも路上に立つ姿が1990年代まで目撃されていた。
歌舞伎役者のようにおしろいを塗り、フリルのついた純白のドレスをまとっていたという。本人が多くを語らなかったこともあってメリーさんは噂が噂を呼んで話題となり、彼女を題材とした映画や漫画、歌なども制作された。
今や異国情緒あふれる街並みや港のロマンチックな夜景など、デートスポットとして人気も高い横浜。しかし、少し足を伸ばせば、今も昔もどこか怪しげで奥深い世界が広がっている。
熟女からぽっちゃりまで… 売春デリヘル店相次ぎ摘発 マニアを惹き付ける秘訣とは
2013.7
「熟女」から「ぽっちゃり」まで…。客との売春をあっせんしたなどとして、マニア向けといえる派遣型風俗店が6~7月、警視庁保安課に売春防止法違反容疑で相次いで摘発された。いずれも客の大半が常連で、数億円を売り上げるほどの人気を集め、アダルトビデオに出演している女優も在籍していた。インターネット上では、特定の客層をターゲットにした風俗店の口コミ情報があふれており、こうした傾向は当分、収まりそうにない?!(荒船清太)
「太めが好みだった…」 ウエスト100センチ超の巨漢2人と「本番」行為
強烈な日差しが照りつける7月上旬の昼下がり。東京都台東区の路上で、都内の男性会社員(41)が大柄な女性2人を従えて歩いているのを、警視庁の捜査員のカメラが捉えていた。女性の胴回りはいずれも100センチを超えているようにみえた。
3人は間もなく、JR鶯谷駅近くのラブホテルに入室。出てきたところを捜査員から事情聴取され、3人は業界用語で「本番」と呼ばれる売買春があったことを認めた。男性は「ぽっちゃりした太めの女性が好みだった」と話したという。
男性に女性2人を派遣していたのは、デリバリーヘルス「爆乳・爆尻専門まっくすぼでぃ」。警視庁保安課は7月10日、売春防止法違反(周旋)容疑で、同店経営の斉藤敬子容疑者(41)=東京都台東区=ら3人を逮捕した。
保安課によると、同店は毎日30人以上の男性に利用され、毎月1800万円を売り上げる人気店。平成22年8月からの3年間で4億円を売り上げていた。斉藤容疑者は店の狙いをこう供述しているという。
「自分も大柄な女性専門の風俗店で働き、もうかるのを知っていたから、独立して店を出した」
「ぽっちゃりさんの楽園」と宣伝 「おっぱい柔らかい」口コミサイトでも絶賛
斉藤容疑者らは鶯谷駅周辺で配られている風俗店専門のフリーペーパーで、「ぽっちゃりさんの楽園」と宣伝。30人以上いる女性従業員の最高体重は155キロ、平均でも100キロを超えており、マニアの間で知られるアダルトビデオ女優3人も在籍していた。
ネット上の口コミサイトでは、「おっぱいはすごく柔らかくて、自分の頭全てが挟まれてしまうほどでした」「おっぱいの谷間から色々、財布やら携帯がでてきてGOODだった!!」などと、女性たちのサービスを絶賛する書き込みがあふれている。
捜査関係者は「体が大きいだけでなく、美形の女性が多かったところも人気の秘訣だったようだ」と打ち明ける。。
平均63歳のデリヘル 「あなたはまだ若い」 面接で超熟女を厳選
人気なのは「ぽっちゃり」専門の店だけではない。近年、お笑い芸人が女性の好みに挙げるなどしてブームとなっている「熟女」専門の風俗店も客足が途絶えない。
保安課が6月に売春防止法違反で摘発した熟女専門デリバリーヘルス「シルク」は毎月200万円を売り上げていた。
女性従業員の平均年齢は63歳。最年少は47歳、最年長は戦中生まれの73歳だった。若いころに別の風俗店で働いた経験のある女性も多く、年金受給者の65歳は「生活費を稼ぐためだった」と話しているという。
経営者の女(63)は「中年の女性が面接に来たこともあったが、『まだ早い』といって断ったこともある」と供述。メンバーを厳選していたことが、ブームが始まるはるか前から10年以上も続けてこられた理由のようだ。捜査関係者は苦笑いを浮かべる。
「年寄りだけに歩くのが遅く、気付かれないように尾行するのは一苦労だったよ」。
「コツが分かっている」のも人気 高齢者のリクエストで年中無休、早朝営業も
こうしたマニア向けの風俗店に共通するのは、従業員を厳選していることだけではない。熟女専門の「シルク」の経営者が「年配者の方がサービスのコツを分かっていて、優しいので需要が多い」と話すように、きめ細やかさも人気を下支えしていたとみられる。
シルクの客はリタイアした高齢者が多かったため、年中無休で営業。早起きの人が多い高齢者のリクエストに応じ、早朝から女性を派遣していた。高齢者の目につくようにネットだけでなく、夕刊紙にも広告を掲載していたという。
ぽっちゃり専門の「まっくすぼでぃ」でも、女性従業員の巨漢ぶりを思う存分味わえるように2人の女性が同時にサービスする「3Pコース」を用意。1時間2万6000円と「業界としては安め」(捜査関係者)とされる値段設定で次々と客を集めていた。
両店は「本番」行為のない合法な「デリバリーヘルス」として都公安委員会に届け出て、ネットや雑誌に広告を出していたが、女性の派遣先や値段設定などから、客の間では売春が行われていることは周知の事実だったとみられる。捜査関係者はこう指摘する。
「マニアの欲望は底なし。ほかにもデリヘルを装い、売春をあっせんしている店舗は沢山あるはず。新たな“専門店”にも目を光らせたい」
安易なネット売春に網、サイバー補導スタート 先行実施で少女89人補導
2013.10)
スマートフォン(高機能携帯電話)の急速な普及によって、インターネットの掲示板などを通じて子供が児童買春など性犯罪の被害に遭う事件が急増しているため警察庁は10日、ネット上で買春や下着の購入を持ちかける少女らの書き込みを発見した場合、少女らを呼び出して補導する「サイバー補導」を全国の警察で21日から始めることを明らかにした。
「割り切りで優しくて楽しく会えるひとのみ募集」▽「使用済みパンツ10枚、ブラジャー2つ…セットで四万円で買ってくれる方…」。ネット上のコミュニティーサイトなどには、少女らから食事やデートなどだけでなく買春や下着の販売を誘うケースが後を絶たない。
サイバー補導は、こうした安易な書き込みから子供たちが被害にあったり売春組織に巻き込まれるなどの被害が拡大する前に、捜査員が身分を告げずに接触し、その後、警察官であることを打ち明けて補導する。
深夜の繁華街などで、少女らを補導する従来型の街頭での補導だけでなく、警察当局はネット上でも少女らが性犯罪などの被害に遭う前に保護する新たな対策を進めるとしている。
警察庁によると、サイバー補導は静岡県警が平成21年から先行的に実施、同年7月から今年9月までで59人を補導するなど成果を上げた。このため、今年4月から警視庁や大阪府警、神奈川県警、兵庫県警など大都市を抱える10都道府県警察で試験的に実施したところ9月末までに未成年者97人を補導した。
このうち、児童買春・児童ポルノ禁止法で被害者と規定されている18歳未満の少女らは89人に上った。内訳は援助交際33人▽下着売買53人▽両方3人となった。18歳未満の児童のうち43人(48・3%)が、過去に児童買春などの被害に遭っていたという。中には金銭提供で交際相手を求める高校1年の男子生徒(15)もいたという。
警察庁幹部は、「子供たちが性犯罪などのネットが原因の被害に遭う前に、サイバー補導で対策を進めたい」としている。
■補導 不良行為をする20歳未満の未成年者に対する注意や指導、助言。不良行為とは喫煙▽飲酒▽薬物乱用▽粗暴行為▽金品の不正要求▽家出▽無断外泊▽深夜徘徊など17種類で、警察庁通達に規定されている。警察当局は必要に応じて少年補導票に記録を残し保護者にも連絡する。サイバー補導については、17種類の不良行為のうち不健全娯楽などに該当するとして実施する。
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