制服美人
2018.04.04(09:14)
テレフォンアポインター『A・Hさん』。AV出演の動機は金銭面。多忙を極める日々を送りつつも、手にする給料は僅かばかり。AVへの興味・関心が薄く、予備知識は一切なし。不安に包まれたまま面接を終えるが、セックスが始まればその心配は一掃される。細身な身体に備わるDカップをまさぐれば乳首がツンと立ち上がり、陰部を弄ればあっという間にびしょ濡れに。フェラをさせても手コキをさせても手を抜かず、大人数の肉棒を相手にしても動じることなく熱心に奉仕。
某有名百貨店で受付嬢として勤務する『S・M』さん。清廉潔白・品行方正な雰囲気、小柄なカラダに実るGカップのバスト、2日に1回のペースでオナニーをするほど溢れ出る性欲。数多くの‘AV向き’な素質を持つ美少女は自分磨きの一環でAV出演を決意。試しにハメ撮りをすれば淫らな表情で刺激を悦び、愛液で下着をじっとり湿らせる。膣奥深くへとピストンを繰り返せば、全身をくねらせながら何度も絶頂へ。圧倒的なポテンシャルを魅せつけてくれた彼女のさらなる痴態を求めたスタッフは職場へと赴き、新たなる快楽の世界へ招待するのであった。
AV女優の実態
AV女優はお金になる、稼げる。簡単に価値が認められる仕事の代名詞として、ずっと世間に認識されてきた。しかし、その定説は完全に崩壊している。
カリビアンコムなどの無修正動画サイト、XVIDEOSなどの無料無修正動画サイトの横行で深刻な客離れが起こり、長年若者には見向きもされていない。AVをDVDやダウンロードで購入する客層は主に40代以上、メインは団塊世代と市場はどんどんと小さくなっている。
メーカーは利益を確保するため、製作費を下げながらタイトル数を増やし、供給過剰でいくらでも替えが利くAV女優は使い捨てとなる。1本あたりの売り上げは全盛期の6割、7割ダウンという状態で、さらに国内だけでなく、海を渡って海賊版がバラまかれているので、もう手に負えない。正規版が売れない上に、世界中の膨大な人々に無料鑑賞されているのでお金にならない。当然、AV女優の出演料の原資となる製作費は下がり続ける。絶望的な負の連鎖に巻き込まれるAV女優は、深刻な収入減となっている。しかも、いつまでも底打ちしない。
厳しすぎる状況の中で、ついに上位層である企画単体女優の貧困が始まってしまった。2016年末の取材である。
家賃4万円の風呂なしアパートに暮らすAV女優
「マジで貧乏。キッツイ生活。ほとんど贅沢しないけど、最低限の生活でお金がなくなって。食べ物を買うお金にも困ることが頻繁にある。だから食べ物は、賞味期限が切れていても普通に食べるし、この前は2年前のチョコを食べてお腹を壊したし。電気とかガスとか、最悪なときは水道も止められちゃう。当然、携帯は毎月止まっちゃうし」
中澤美由紀さん(仮名)は企画単体AV女優、Fカップのバストを持ちスペックは高かった。常時4000人程度が入れ替わるAV女優の中で上位15パーセントの層にいながら、家賃4万円、風呂なしの老朽した木造アパートに暮らし、腐った食料に手を出すこともある。隙間風が吹きつける劣悪なアパートの部屋で、限界に近い貧乏を耐え忍びながら、前向きにAV女優をする。
「AV女優になって一人暮らしをしてから、ずっとそんな感じ。まわりには『どうしてAV女優なのに、そんな貧乏なの?』って不思議がられるけど、今は出演料が安い。だから、出演料だけで暮らそうとすると貧乏になる。たぶん、よっぽど売れている人以外は、みんな似たようなもの。私はどうしてもAV女優以外の仕事をしたくないの。嫌なことするくらいなら貧乏でいいし、なんとか歯を食いしばってきつい生活も我慢しています」
AV女優という職業にプライドがある
中澤さんは、AV女優という職業にプライドがある。貧乏でも、綺麗で華やかな存在でいるために維持費がかかる。ネイルは1万2000円、ヘアカラーとエクステで1万7000円、洋服やアクセサリーは中古や古着だが、毎月買うので月2万円ほど。自分自身の維持費を最優先に月4万~5万円を投資し、家賃と光熱費で6万円、携帯代が1万円。月の固定費は11万円程度だ。
AV女優としての収入は、月15万~20万円程度しかない。年収換算で180万~240万円であり、その年収は低賃金が社会問題になる非常勤の介護職程度だ。毎月必要になる固定費を差し引いて可処分所得で計算すると、相対的貧困に該当してしまう。
「小がく生からDカップくらいあって、子供の頃から将来はアダルトな世界に進むって思っていた。AV女優になろうって決めたのは、中がく生のとき、ずっとブレなかった。どんな貧乏でも男から金をもらうみたいなことはしたくないし、絶対にしない。それじゃあ、男で食べていることになるから」
デフレ化が止まらないAV女優は、お金になる仕事どころか、もはや最低限の生活すら危うい仕事なのだ。
アダルトメディア事業を基盤に拡大したDMMは長期的な戦略で次々と他事業に進出したが、その他多くの中小企業でしかないメーカーは、他のことはできない。これからアダルトビデオ市場は拡大することは決してなく、縮小の一途をたどることを重々理解した中で、現状維持のために新作をリリースするしかない。
この数年間、撮影現場で常識となっているのは1絡みの撮影だ。
AV女優は1日“2絡み、1疑似”、つまり2回の本番セックスと、1回の本番以外の性的行為をすることで基本価格が設定されている。メーカーがプロダクションに支払う1日のギャラは、企画単体で25万~40万円ほど、企画は12万~18万円程度だ。業界には定価を軸に絡み(本番をするセックス)を何回するのか? という、本番回数でギャラ交渉が行われる習慣があり、メーカーは満額を支払えないので「絡み1回で半額にしてほしい」といった交渉をする。企画女優で絡みなし、フェラチオだけみたいな依頼をすると、グッと価格は下がって3万円や5万円程度になる。
収入はどれぐらい減ってしまったのか
AV女優の収入はどれくらい下落したか、大雑把に試算してみよう。
同じ企画単体レベルのAV女優を、全盛期だったキカタンブーム時の2001年と現在で比較してみる。2001年のAV業界はビデ倫系とインディーズ(非ビデ倫系)が拮抗して続々とメーカーが増えて、さらに違法な激薄ビデオも人気女優を起用して撮り下ろしていた。それらのビデオ撮影現場に加えて、コンビニ売りのDVD付のアダルト雑誌も売れていて、少なく見積もっても現在の倍以上の撮影現場数はあった。企画単体に依頼が集中して、単体女優よりも知名度の高い女優が続々と現れたことから当時は“キカタンブーム”と呼ばれた。
2017年現在、週1本月間4本の出演依頼があるならば、2001年だと少なくとも倍の依頼はある。当時から女優のレベルは著しく上昇しているので、評価は現在のほうが厳しい。現在25万円の女優は、2001年ならば40万円はとる。さらに2絡み1疑似の満額の撮影は減り、1絡み半額という依頼が多い。
【2001年の1カ月の収入】
40万円(1日の出演料、本番2回)×8本(出演本数)×0.5(女優の取り分)=160万円
【2017年の1カ月の収入】
12万5000円(1日の出演料、本番1回)×4本(出演本数)×0.5(女優の取り分)=25万円
稼働日数は異なるが、月収換算で16年前と比べて85パーセントダウンだ。セックスの濃厚さ、労働の密度は現在のほうが遥かに高い。
メーカーの販売不振対策は出演女優のクオリティーアップ、新鮮さ、さらに過酷な性行為という方向を選択した。AV女優は外見スペックで厳選、新人などの新鮮さも求め、さらなる性行為の労働が課されて仕事の総量は減っている。収入を下落させながら女優と現場の負担が増え続ける中で、続々と新人女優を投入している。撮影現場数は減り続けているので新人女優が入ってくれば、少なくとも同じ数の女優の仕事はなくなる。
さらに撮影素材を二次使用、三次使用する。これが賃金下落が止まらないAV女優の現状で、まだ底打ちしていない。そんな絶望的な状況下で、出演強要問題で世間から糾弾され、企画単体から相対的貧困の該当者が生まれてしまった。それがAV業界の現在の姿だ。
AV業界が存亡の危機に立たされる中で、業界を擁護する理由として貧困問題を持ちだし、「AV女優はどこにも行き場所がない、居場所を奪うな」みたいなことが一部で言われる。トンチンカンな擁護であり、非常に危険だ。AV業界がセーフティネットとなっているのは、実はAV女優以外の関係者である。
AV業界のシステムは、スカウトやプロダクションが商品である女性を仕入れて裸にし、女性の裸やセックスに依存しながらメーカーや制作会社が映像を撮影、DVDやネット配信、有料放送して男性客に販売する。女性の裸とセックスを様々なジャンルに投入してグルグルとまわして利益を上げ、利益が上がらなくなったら女性は交換となる。そういう、女性が乾電池のように扱われる構造だ。その周辺に専門誌やエロ本、AVライターがいておこぼれに与(あずか)る。
長年かかわっていた筆者を含めて、才能や能力がない人材が女性の裸やセックスの力を借りながら、なんとか価値のある商品を作って売る。そうして生活をしている。裸になってくれるAV女優の力を借りなければ、多くのAV監督、AV男優、メーカー経営者、プロデューサー、専門誌編集者、AVライター、プロダクションマネジャーあたりは、とても生きていけない。裸のない世界では商品を作ることができない。売る商品をほかのものに替えればいい営業担当者あたりはギリギリ他の行き場所があるかもしれないが、他の職種は行き場所がない。
逆に激しい競争をさせて選られながら活躍するAV女優たちは、若く、総じてスペックが高い。心身が健康ならば、容姿を求められる仕事は世間にたくさんある。付き合いたい、結婚したいという男性たちも殺到する。水商売や性風俗に転職したならば、富裕層相手の高価格帯の店舗に採用され、製作費削減で叩かれまくっているAV女優時代の収入くらいは簡単に稼げる。AV業界が消滅しても、AV女優たちの選択肢はたくさんあるのだ。
強要問題の解決は、存続の絶対条件
強要問題の解決は、AV業界が存続するための絶対条件だ。問題を解決するには、AV業界がセーフティネットになるのは女優以外の関係者だということを理解する必要がある。
政府が動き、警察が目を光らせ、逮捕者が続出する危機的な状況になっても、ほとんどのAV関係者は業界から離れることなく、日常業務を継続する。それは他産業に行き場のないことが理由で、なにが起こっても需要がある限りはAVを作り続ける。もう、腹をくくっている。厳しい法規制をかけてAV業界を潰したとしても、AV関係者は必ず残って需要に応えようと業務を継続する。
要するにこのまま最悪の事態となって排除されれば、地下に潜って誰にも見えないところで、女性を裸にして撮影して販売する。多くのAV関係者は「違法な行為は厭わない、しかし逮捕される事態は避けたい」という感覚がある。仮に法規制で禁止されるようになっても業務を継続すれば、地下経済化するため、税務署の管轄外となる。警察が多くの人員を投入して逮捕を繰り返して業務継続を諦めさせない限り、あらゆる法律は無視される。いわゆる地下AV業界となる。
AV業界は元々、暴力性が背景にある関係者による出演強要などは当たり前だった。地下に潜ってしまえば、未成年どころか、潜在的には最も需要が多そうな女子じ童さえも続々と被害にあうかもしれない。
実際に2000年代半ばに世間を震撼させた「関西援交」グループは小中がく生の女子じ童を続々と無修正の裏ビデオに出演させて、輪姦、生本番、中出し漬けにしてわいせつ映像を全国にバラ撒いた。社会問題化したことで映像はインターネットでさらなる拡散をして、最終的には数人の子供の自殺者まで出している。
「関西援交」グループは中年サラリーマンの面白半分の副業だったが、AV業界を失った関係者が地下に潜り、そのような高い需要のあるリスクある映像制作に着手する可能性はある。グレーなりにも産業として成り立っていることで、未成年じ童の出演に歯止めがかかっているのは、社会として大きな利点の一つなのだ。
地下AV業界内部でのトラブルは間違いなく多発する
さらに女性の取り合いや人材獲得トラブルで、地下AV業界内部での傷害、脅迫、恐喝は間違いなく多発する。実際にAV業界がグレーからホワイト化するのを嫌って、荒れた状況になるのを待つ関係者もいる。
荒廃は目に浮かぶ。男性視聴者の需要に応える現在のスタンスが踏襲されれば、騙されて誘導された女性を相手に了承のない異常な性行為をし放題、さらに地下経済なので売り上げは反社会勢力へと流れて、薬物が蔓延し、海外への人身売買や臓器売買などのビジネスに発展するかもしれない。
現在の起こってしまった出演強要に過剰にこだわって、表面的な実態を知った市民が正義感で産業全体を潰しても、意味がないどころか、新たな危険とさらなる被害者を生む本末転倒の事態となる可能性が高いのだ。AV業界を潰すだけでは絶対に丸くはおさまらない。「AV業界は女優以外の関係者のセーフティネット」という現実は、出演強要撲滅を考える上で外すことのできない事実といえる。
某制服製造会社の事務として勤務する入社1年目のK・Yさん。仕事の合間に制服で面接に訪れた彼女は、貯金が底をつき金銭的な余裕を作る為に出演を決意した。突然服を脱ぐように言われて不満そうな表情を見せつつも、下着を脱いで湿った陰部をさらけだす。後日ホテルに呼び出し行われたハメ撮りでは、挿入で固かった表情が徐々に悦びの表情に変わる。その後も就業中の職場に紛れ込みフェラを要求してみたり、勤務後に合流して制服を精子まみれにしてみたり、日常では味わえない刺激を彼女に与え続けていく…。
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某銀行の受付として勤務する入社1年目のY・Sさん。清楚な見た目とおっとりとした物言いの彼女は、資格を取得するための資金が必要になり出演を決意した。面接に訪れた彼女に早速試し撮りを提案すると、不安に満ちた表情を見せつつも丁寧に服を脱ぐ。スレンダーな肢体を弄び濡れた陰部に挿入すれば、何度も訪れる快楽に淫らな声を漏らす。その後連絡が取れなくなった彼女に会う為、アポ無しで職場を訪れる。屋外でフェラさせてみたり、男に囲まれて激しいピストンを浴びせ続けてみたり、美しく端正な顔を白濁の液で白く染めあげていく…。
ウェディングコンサルタントとして働く『M・K』さん。昼休みの合間に制服姿で面接へ訪れた彼女の出演動機はお金と興味。「ち漢くらいなら気にしない」、「AVはレいプものをよく見る」などと口にし、カメラの前に素肌をさらけ出せばマ○コをしっとり濡らす。類稀な美貌やスタイルと桁違いのエロさを予感させる彼女を後日呼び出して試し撮りへ。黙々と愛撫を繰り返されれば多量の愛液を垂らしながら嬌声を上げ、騎乗位で肉棒を味わえば艶やかな肢体を魅せつけながら腰を振り乱す。
ケータイゲーム会社の受付として勤務する『S・O』さん。職場の制服で面接へ訪れた彼女は日常的にAVを観賞し、アナルセックスの経験を持つという。複数の男に弄ばれたいという願望を満たすべく出演に至った。‘中出し’には難色を示すものの‘ぶっかけ’はOKと即答し、窓辺での脱衣を厭わない。強い性的好奇心を持つ彼女のポテンシャルを測るため、面接終了後すぐに試し撮りへ。愛撫すればするほどマ○コから愛液が溢れ、膣奥を激しく突けば淫猥な表情で悦ぶ。さらなる痴態をカメラに収めるため、大勢の男が待ち受ける一室へと誘い出す…。
某医療関連会社で受付として勤務する入社2年目のS・Aさん。仕事の合間を縫って面接へ足を運んだ彼女は金銭的な余裕を作るために出演を希望した。制服姿のままで訪れた彼女に対して服を脱ぐよう指示すると、怪訝な顔を見せつつも柔らかそうな美肌をさらけ出す。試し撮りではされるがままに身を任せ、恥じらいながら悦びの声を上げる。その後連絡が途絶えた彼女を職場周辺で待ち伏せし、終業後に再び撮影へと連れ出す。ふんわりした雰囲気の美少女のさらに淫らな姿を拝むため、日常では経験できない性の刺激を浴びせていく…。
某通販会社で受付として勤務する入社1年目のM・Mさん。仕事の合間を縫って面接に足を運んだ彼女は、給料に不満を持っており金銭的な余裕を作るために出演を決意した。制服姿のままで訪れた彼女に対して服を脱ぐように指示すると、恥じらいながらも見られる事で興奮して陰部を濡らす。勤務を終えた彼女と合流してハメ撮りを開始。男にされるがまま体を弄ばれて、淫らな声を漏らして快楽に溺れる!その後もいきなり会社を訪れてフェラさせてみたり、男に囲まれて顔射され続けてみたり、普段では味わえない刺激を彼女に浴びせ続けていく…。
某総合商社で受付として勤務する入社3年目のM・Cさん。英会話を難なくこなす才女は旅行資金の調達のためにAV出演を決意したという。制服の上から強烈なアピールをするHカップのバストにパイパンマ○コ、淫猥な香りを漂わせる彼女を試し撮りへと導く。男優の荒々しい振る舞いに不快感を示しながら頬を紅潮させマ○コをびっしょりと濡らし、幾度も絶頂へと達するのであった。時には屋外でフェラをさせ、時には大人数で囲んで淫美な体を弄びながら、美しい顔を白く染め上げていく…。
某広告代理店で営業として勤務する入社3年目のM・Mさん。残業等の勤務時間に見合わぬ給料に不満を持っている様子。平日昼間に仕事の合間を縫って面接へと訪れた彼女に早速試し撮りを提案。勤務を終えた彼女と合流しハメ撮りを開始。硬い表情にも関わらずスレンダーな肢体から潮を吹き出し、淫らな声を漏らして快楽に溺れていく姿をカメラに収めた!その後本格的な撮影をするためにスタッフは彼女の元へ足を運んだ。相変わらず表情の硬さは抜けず「精子が苦手」な彼女の美しい体に、大勢の精子の匂いや味を刻み込んでいく…。
某製薬会社の広報部に勤務する入社1年目M・Yさん。少ない給与と見合わぬ浪費による窮地を脱するため、AVに応募してきた。緊張と不安にまみれた表情で面接に応じる彼女にスタッフは試し撮りを提案。迷いながらも同意してくれた彼女をホテルへ連れ出してハメ撮りを敢行!スレンダーな肢体をじっくりと撫で回し、不安そうなまま漏らす嬌声を堪能!撮影後、彼女との連絡が途絶えてしまったスタッフは彼女が働く製薬会社を訪問。動揺を隠せない彼女を尻目に応接室ではオナニーを、トイレではフェラヌキを要求。美しい体をさらに精液で染めるため、退社後の彼女をとあるオフィスへと呼び出す…。
システム開発会社で受付嬢として勤務するA・Kさん。入社2年目の彼女は少ない給料の足しにするため、会社の昼休み中に面接へと足を運んだ。終業後ホテルに呼び出し、試し撮りを開始。緊張と不安で張り詰めた表情を見せる彼女の体を弄り回し、激しいピストンを浴びせて顔射フィニッシュ!その後彼女との連絡が途絶えてしまったため、彼女の働く会社にアポ無し訪問を敢行!スタッフの顔を見て気まずい様子の彼女を社外に呼び出し、そのままフェラ抜きを要求!その日の夜、彼女をさらに連れまわして制服での撮影へ向かう。
食品卸会社の営業として新卒で入社したA・Mさん。激務な上に満足な収入が得られない彼女は、生活費を稼ぐために自ら応募してきた。しかし彼女はAVに関して全くと言っていいほどの無知。緊張でガチガチな彼女に遠慮することなく、男優を投入して撮影を強行!恥ずかしさとは裏腹にびっしょり濡れたマ○コをかき乱し、チ○コを喉の奥深くまで突き刺す。容赦ないピストンを浴びせ、顔射でフィニッシュ!初撮影後に連絡が途絶えてしまった彼女のことを諦め切れないスタッフは外回り中の彼女を待ち伏せ!ぶっかけ&ごっくんを求めて彼女に複数の男優を仕向けていく…。
新卒で不動産会社に入社したC・Aさん。入社間もない彼女は生活費や資格取得の費用を得るため、自らAVに応募してきた。AV撮影に関して全く知識のない状態で面接へとやってきた彼女は、監督からの説明を受けて不安を感じながらも撮影に同意。気持ちが変わる前にホテルへと連れて行き、男優との試し撮りを行った。随所にMっ気を感じさせる彼女に対し、男優はハードな責めを展開!ハメ潮を吹きながら何度もイキまくる!
出会い系の売春で食いつなぐ少女たちを取材してきた著者が、シングルマザーを取材対象に選んだことは意外な感もあったが、「貧困」という同じ根でつながっていた。出会い系を利用していた30~40代の女性の多くは子どもを抱えたシングルマザーだったという。本書では著者が出会い系に直接アクセスして知り合った約20人の「売春するシングルマザー」たちへの取材を重ね、貧困の最底辺を描いている。某有名百貨店で受付嬢として勤務する『S・M』さん。清廉潔白・品行方正な雰囲気、小柄なカラダに実るGカップのバスト、2日に1回のペースでオナニーをするほど溢れ出る性欲。数多くの‘AV向き’な素質を持つ美少女は自分磨きの一環でAV出演を決意。試しにハメ撮りをすれば淫らな表情で刺激を悦び、愛液で下着をじっとり湿らせる。膣奥深くへとピストンを繰り返せば、全身をくねらせながら何度も絶頂へ。圧倒的なポテンシャルを魅せつけてくれた彼女のさらなる痴態を求めたスタッフは職場へと赴き、新たなる快楽の世界へ招待するのであった。
AV女優の実態
AV女優はお金になる、稼げる。簡単に価値が認められる仕事の代名詞として、ずっと世間に認識されてきた。しかし、その定説は完全に崩壊している。
カリビアンコムなどの無修正動画サイト、XVIDEOSなどの無料無修正動画サイトの横行で深刻な客離れが起こり、長年若者には見向きもされていない。AVをDVDやダウンロードで購入する客層は主に40代以上、メインは団塊世代と市場はどんどんと小さくなっている。
メーカーは利益を確保するため、製作費を下げながらタイトル数を増やし、供給過剰でいくらでも替えが利くAV女優は使い捨てとなる。1本あたりの売り上げは全盛期の6割、7割ダウンという状態で、さらに国内だけでなく、海を渡って海賊版がバラまかれているので、もう手に負えない。正規版が売れない上に、世界中の膨大な人々に無料鑑賞されているのでお金にならない。当然、AV女優の出演料の原資となる製作費は下がり続ける。絶望的な負の連鎖に巻き込まれるAV女優は、深刻な収入減となっている。しかも、いつまでも底打ちしない。
厳しすぎる状況の中で、ついに上位層である企画単体女優の貧困が始まってしまった。2016年末の取材である。
家賃4万円の風呂なしアパートに暮らすAV女優
「マジで貧乏。キッツイ生活。ほとんど贅沢しないけど、最低限の生活でお金がなくなって。食べ物を買うお金にも困ることが頻繁にある。だから食べ物は、賞味期限が切れていても普通に食べるし、この前は2年前のチョコを食べてお腹を壊したし。電気とかガスとか、最悪なときは水道も止められちゃう。当然、携帯は毎月止まっちゃうし」
中澤美由紀さん(仮名)は企画単体AV女優、Fカップのバストを持ちスペックは高かった。常時4000人程度が入れ替わるAV女優の中で上位15パーセントの層にいながら、家賃4万円、風呂なしの老朽した木造アパートに暮らし、腐った食料に手を出すこともある。隙間風が吹きつける劣悪なアパートの部屋で、限界に近い貧乏を耐え忍びながら、前向きにAV女優をする。
「AV女優になって一人暮らしをしてから、ずっとそんな感じ。まわりには『どうしてAV女優なのに、そんな貧乏なの?』って不思議がられるけど、今は出演料が安い。だから、出演料だけで暮らそうとすると貧乏になる。たぶん、よっぽど売れている人以外は、みんな似たようなもの。私はどうしてもAV女優以外の仕事をしたくないの。嫌なことするくらいなら貧乏でいいし、なんとか歯を食いしばってきつい生活も我慢しています」
AV女優という職業にプライドがある
中澤さんは、AV女優という職業にプライドがある。貧乏でも、綺麗で華やかな存在でいるために維持費がかかる。ネイルは1万2000円、ヘアカラーとエクステで1万7000円、洋服やアクセサリーは中古や古着だが、毎月買うので月2万円ほど。自分自身の維持費を最優先に月4万~5万円を投資し、家賃と光熱費で6万円、携帯代が1万円。月の固定費は11万円程度だ。
AV女優としての収入は、月15万~20万円程度しかない。年収換算で180万~240万円であり、その年収は低賃金が社会問題になる非常勤の介護職程度だ。毎月必要になる固定費を差し引いて可処分所得で計算すると、相対的貧困に該当してしまう。
「小がく生からDカップくらいあって、子供の頃から将来はアダルトな世界に進むって思っていた。AV女優になろうって決めたのは、中がく生のとき、ずっとブレなかった。どんな貧乏でも男から金をもらうみたいなことはしたくないし、絶対にしない。それじゃあ、男で食べていることになるから」
デフレ化が止まらないAV女優は、お金になる仕事どころか、もはや最低限の生活すら危うい仕事なのだ。
アダルトメディア事業を基盤に拡大したDMMは長期的な戦略で次々と他事業に進出したが、その他多くの中小企業でしかないメーカーは、他のことはできない。これからアダルトビデオ市場は拡大することは決してなく、縮小の一途をたどることを重々理解した中で、現状維持のために新作をリリースするしかない。
この数年間、撮影現場で常識となっているのは1絡みの撮影だ。
AV女優は1日“2絡み、1疑似”、つまり2回の本番セックスと、1回の本番以外の性的行為をすることで基本価格が設定されている。メーカーがプロダクションに支払う1日のギャラは、企画単体で25万~40万円ほど、企画は12万~18万円程度だ。業界には定価を軸に絡み(本番をするセックス)を何回するのか? という、本番回数でギャラ交渉が行われる習慣があり、メーカーは満額を支払えないので「絡み1回で半額にしてほしい」といった交渉をする。企画女優で絡みなし、フェラチオだけみたいな依頼をすると、グッと価格は下がって3万円や5万円程度になる。
収入はどれぐらい減ってしまったのか
AV女優の収入はどれくらい下落したか、大雑把に試算してみよう。
同じ企画単体レベルのAV女優を、全盛期だったキカタンブーム時の2001年と現在で比較してみる。2001年のAV業界はビデ倫系とインディーズ(非ビデ倫系)が拮抗して続々とメーカーが増えて、さらに違法な激薄ビデオも人気女優を起用して撮り下ろしていた。それらのビデオ撮影現場に加えて、コンビニ売りのDVD付のアダルト雑誌も売れていて、少なく見積もっても現在の倍以上の撮影現場数はあった。企画単体に依頼が集中して、単体女優よりも知名度の高い女優が続々と現れたことから当時は“キカタンブーム”と呼ばれた。
2017年現在、週1本月間4本の出演依頼があるならば、2001年だと少なくとも倍の依頼はある。当時から女優のレベルは著しく上昇しているので、評価は現在のほうが厳しい。現在25万円の女優は、2001年ならば40万円はとる。さらに2絡み1疑似の満額の撮影は減り、1絡み半額という依頼が多い。
【2001年の1カ月の収入】
40万円(1日の出演料、本番2回)×8本(出演本数)×0.5(女優の取り分)=160万円
【2017年の1カ月の収入】
12万5000円(1日の出演料、本番1回)×4本(出演本数)×0.5(女優の取り分)=25万円
稼働日数は異なるが、月収換算で16年前と比べて85パーセントダウンだ。セックスの濃厚さ、労働の密度は現在のほうが遥かに高い。
メーカーの販売不振対策は出演女優のクオリティーアップ、新鮮さ、さらに過酷な性行為という方向を選択した。AV女優は外見スペックで厳選、新人などの新鮮さも求め、さらなる性行為の労働が課されて仕事の総量は減っている。収入を下落させながら女優と現場の負担が増え続ける中で、続々と新人女優を投入している。撮影現場数は減り続けているので新人女優が入ってくれば、少なくとも同じ数の女優の仕事はなくなる。
さらに撮影素材を二次使用、三次使用する。これが賃金下落が止まらないAV女優の現状で、まだ底打ちしていない。そんな絶望的な状況下で、出演強要問題で世間から糾弾され、企画単体から相対的貧困の該当者が生まれてしまった。それがAV業界の現在の姿だ。
AV業界が存亡の危機に立たされる中で、業界を擁護する理由として貧困問題を持ちだし、「AV女優はどこにも行き場所がない、居場所を奪うな」みたいなことが一部で言われる。トンチンカンな擁護であり、非常に危険だ。AV業界がセーフティネットとなっているのは、実はAV女優以外の関係者である。
AV業界のシステムは、スカウトやプロダクションが商品である女性を仕入れて裸にし、女性の裸やセックスに依存しながらメーカーや制作会社が映像を撮影、DVDやネット配信、有料放送して男性客に販売する。女性の裸とセックスを様々なジャンルに投入してグルグルとまわして利益を上げ、利益が上がらなくなったら女性は交換となる。そういう、女性が乾電池のように扱われる構造だ。その周辺に専門誌やエロ本、AVライターがいておこぼれに与(あずか)る。
長年かかわっていた筆者を含めて、才能や能力がない人材が女性の裸やセックスの力を借りながら、なんとか価値のある商品を作って売る。そうして生活をしている。裸になってくれるAV女優の力を借りなければ、多くのAV監督、AV男優、メーカー経営者、プロデューサー、専門誌編集者、AVライター、プロダクションマネジャーあたりは、とても生きていけない。裸のない世界では商品を作ることができない。売る商品をほかのものに替えればいい営業担当者あたりはギリギリ他の行き場所があるかもしれないが、他の職種は行き場所がない。
逆に激しい競争をさせて選られながら活躍するAV女優たちは、若く、総じてスペックが高い。心身が健康ならば、容姿を求められる仕事は世間にたくさんある。付き合いたい、結婚したいという男性たちも殺到する。水商売や性風俗に転職したならば、富裕層相手の高価格帯の店舗に採用され、製作費削減で叩かれまくっているAV女優時代の収入くらいは簡単に稼げる。AV業界が消滅しても、AV女優たちの選択肢はたくさんあるのだ。
強要問題の解決は、存続の絶対条件
強要問題の解決は、AV業界が存続するための絶対条件だ。問題を解決するには、AV業界がセーフティネットになるのは女優以外の関係者だということを理解する必要がある。
政府が動き、警察が目を光らせ、逮捕者が続出する危機的な状況になっても、ほとんどのAV関係者は業界から離れることなく、日常業務を継続する。それは他産業に行き場のないことが理由で、なにが起こっても需要がある限りはAVを作り続ける。もう、腹をくくっている。厳しい法規制をかけてAV業界を潰したとしても、AV関係者は必ず残って需要に応えようと業務を継続する。
要するにこのまま最悪の事態となって排除されれば、地下に潜って誰にも見えないところで、女性を裸にして撮影して販売する。多くのAV関係者は「違法な行為は厭わない、しかし逮捕される事態は避けたい」という感覚がある。仮に法規制で禁止されるようになっても業務を継続すれば、地下経済化するため、税務署の管轄外となる。警察が多くの人員を投入して逮捕を繰り返して業務継続を諦めさせない限り、あらゆる法律は無視される。いわゆる地下AV業界となる。
AV業界は元々、暴力性が背景にある関係者による出演強要などは当たり前だった。地下に潜ってしまえば、未成年どころか、潜在的には最も需要が多そうな女子じ童さえも続々と被害にあうかもしれない。
実際に2000年代半ばに世間を震撼させた「関西援交」グループは小中がく生の女子じ童を続々と無修正の裏ビデオに出演させて、輪姦、生本番、中出し漬けにしてわいせつ映像を全国にバラ撒いた。社会問題化したことで映像はインターネットでさらなる拡散をして、最終的には数人の子供の自殺者まで出している。
「関西援交」グループは中年サラリーマンの面白半分の副業だったが、AV業界を失った関係者が地下に潜り、そのような高い需要のあるリスクある映像制作に着手する可能性はある。グレーなりにも産業として成り立っていることで、未成年じ童の出演に歯止めがかかっているのは、社会として大きな利点の一つなのだ。
地下AV業界内部でのトラブルは間違いなく多発する
さらに女性の取り合いや人材獲得トラブルで、地下AV業界内部での傷害、脅迫、恐喝は間違いなく多発する。実際にAV業界がグレーからホワイト化するのを嫌って、荒れた状況になるのを待つ関係者もいる。
荒廃は目に浮かぶ。男性視聴者の需要に応える現在のスタンスが踏襲されれば、騙されて誘導された女性を相手に了承のない異常な性行為をし放題、さらに地下経済なので売り上げは反社会勢力へと流れて、薬物が蔓延し、海外への人身売買や臓器売買などのビジネスに発展するかもしれない。
現在の起こってしまった出演強要に過剰にこだわって、表面的な実態を知った市民が正義感で産業全体を潰しても、意味がないどころか、新たな危険とさらなる被害者を生む本末転倒の事態となる可能性が高いのだ。AV業界を潰すだけでは絶対に丸くはおさまらない。「AV業界は女優以外の関係者のセーフティネット」という現実は、出演強要撲滅を考える上で外すことのできない事実といえる。
某制服製造会社の事務として勤務する入社1年目のK・Yさん。仕事の合間に制服で面接に訪れた彼女は、貯金が底をつき金銭的な余裕を作る為に出演を決意した。突然服を脱ぐように言われて不満そうな表情を見せつつも、下着を脱いで湿った陰部をさらけだす。後日ホテルに呼び出し行われたハメ撮りでは、挿入で固かった表情が徐々に悦びの表情に変わる。その後も就業中の職場に紛れ込みフェラを要求してみたり、勤務後に合流して制服を精子まみれにしてみたり、日常では味わえない刺激を彼女に与え続けていく…。
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某銀行の受付として勤務する入社1年目のY・Sさん。清楚な見た目とおっとりとした物言いの彼女は、資格を取得するための資金が必要になり出演を決意した。面接に訪れた彼女に早速試し撮りを提案すると、不安に満ちた表情を見せつつも丁寧に服を脱ぐ。スレンダーな肢体を弄び濡れた陰部に挿入すれば、何度も訪れる快楽に淫らな声を漏らす。その後連絡が取れなくなった彼女に会う為、アポ無しで職場を訪れる。屋外でフェラさせてみたり、男に囲まれて激しいピストンを浴びせ続けてみたり、美しく端正な顔を白濁の液で白く染めあげていく…。
ウェディングコンサルタントとして働く『M・K』さん。昼休みの合間に制服姿で面接へ訪れた彼女の出演動機はお金と興味。「ち漢くらいなら気にしない」、「AVはレいプものをよく見る」などと口にし、カメラの前に素肌をさらけ出せばマ○コをしっとり濡らす。類稀な美貌やスタイルと桁違いのエロさを予感させる彼女を後日呼び出して試し撮りへ。黙々と愛撫を繰り返されれば多量の愛液を垂らしながら嬌声を上げ、騎乗位で肉棒を味わえば艶やかな肢体を魅せつけながら腰を振り乱す。
ケータイゲーム会社の受付として勤務する『S・O』さん。職場の制服で面接へ訪れた彼女は日常的にAVを観賞し、アナルセックスの経験を持つという。複数の男に弄ばれたいという願望を満たすべく出演に至った。‘中出し’には難色を示すものの‘ぶっかけ’はOKと即答し、窓辺での脱衣を厭わない。強い性的好奇心を持つ彼女のポテンシャルを測るため、面接終了後すぐに試し撮りへ。愛撫すればするほどマ○コから愛液が溢れ、膣奥を激しく突けば淫猥な表情で悦ぶ。さらなる痴態をカメラに収めるため、大勢の男が待ち受ける一室へと誘い出す…。
某医療関連会社で受付として勤務する入社2年目のS・Aさん。仕事の合間を縫って面接へ足を運んだ彼女は金銭的な余裕を作るために出演を希望した。制服姿のままで訪れた彼女に対して服を脱ぐよう指示すると、怪訝な顔を見せつつも柔らかそうな美肌をさらけ出す。試し撮りではされるがままに身を任せ、恥じらいながら悦びの声を上げる。その後連絡が途絶えた彼女を職場周辺で待ち伏せし、終業後に再び撮影へと連れ出す。ふんわりした雰囲気の美少女のさらに淫らな姿を拝むため、日常では経験できない性の刺激を浴びせていく…。
某通販会社で受付として勤務する入社1年目のM・Mさん。仕事の合間を縫って面接に足を運んだ彼女は、給料に不満を持っており金銭的な余裕を作るために出演を決意した。制服姿のままで訪れた彼女に対して服を脱ぐように指示すると、恥じらいながらも見られる事で興奮して陰部を濡らす。勤務を終えた彼女と合流してハメ撮りを開始。男にされるがまま体を弄ばれて、淫らな声を漏らして快楽に溺れる!その後もいきなり会社を訪れてフェラさせてみたり、男に囲まれて顔射され続けてみたり、普段では味わえない刺激を彼女に浴びせ続けていく…。
某総合商社で受付として勤務する入社3年目のM・Cさん。英会話を難なくこなす才女は旅行資金の調達のためにAV出演を決意したという。制服の上から強烈なアピールをするHカップのバストにパイパンマ○コ、淫猥な香りを漂わせる彼女を試し撮りへと導く。男優の荒々しい振る舞いに不快感を示しながら頬を紅潮させマ○コをびっしょりと濡らし、幾度も絶頂へと達するのであった。時には屋外でフェラをさせ、時には大人数で囲んで淫美な体を弄びながら、美しい顔を白く染め上げていく…。
某広告代理店で営業として勤務する入社3年目のM・Mさん。残業等の勤務時間に見合わぬ給料に不満を持っている様子。平日昼間に仕事の合間を縫って面接へと訪れた彼女に早速試し撮りを提案。勤務を終えた彼女と合流しハメ撮りを開始。硬い表情にも関わらずスレンダーな肢体から潮を吹き出し、淫らな声を漏らして快楽に溺れていく姿をカメラに収めた!その後本格的な撮影をするためにスタッフは彼女の元へ足を運んだ。相変わらず表情の硬さは抜けず「精子が苦手」な彼女の美しい体に、大勢の精子の匂いや味を刻み込んでいく…。
某製薬会社の広報部に勤務する入社1年目M・Yさん。少ない給与と見合わぬ浪費による窮地を脱するため、AVに応募してきた。緊張と不安にまみれた表情で面接に応じる彼女にスタッフは試し撮りを提案。迷いながらも同意してくれた彼女をホテルへ連れ出してハメ撮りを敢行!スレンダーな肢体をじっくりと撫で回し、不安そうなまま漏らす嬌声を堪能!撮影後、彼女との連絡が途絶えてしまったスタッフは彼女が働く製薬会社を訪問。動揺を隠せない彼女を尻目に応接室ではオナニーを、トイレではフェラヌキを要求。美しい体をさらに精液で染めるため、退社後の彼女をとあるオフィスへと呼び出す…。
システム開発会社で受付嬢として勤務するA・Kさん。入社2年目の彼女は少ない給料の足しにするため、会社の昼休み中に面接へと足を運んだ。終業後ホテルに呼び出し、試し撮りを開始。緊張と不安で張り詰めた表情を見せる彼女の体を弄り回し、激しいピストンを浴びせて顔射フィニッシュ!その後彼女との連絡が途絶えてしまったため、彼女の働く会社にアポ無し訪問を敢行!スタッフの顔を見て気まずい様子の彼女を社外に呼び出し、そのままフェラ抜きを要求!その日の夜、彼女をさらに連れまわして制服での撮影へ向かう。
食品卸会社の営業として新卒で入社したA・Mさん。激務な上に満足な収入が得られない彼女は、生活費を稼ぐために自ら応募してきた。しかし彼女はAVに関して全くと言っていいほどの無知。緊張でガチガチな彼女に遠慮することなく、男優を投入して撮影を強行!恥ずかしさとは裏腹にびっしょり濡れたマ○コをかき乱し、チ○コを喉の奥深くまで突き刺す。容赦ないピストンを浴びせ、顔射でフィニッシュ!初撮影後に連絡が途絶えてしまった彼女のことを諦め切れないスタッフは外回り中の彼女を待ち伏せ!ぶっかけ&ごっくんを求めて彼女に複数の男優を仕向けていく…。
新卒で不動産会社に入社したC・Aさん。入社間もない彼女は生活費や資格取得の費用を得るため、自らAVに応募してきた。AV撮影に関して全く知識のない状態で面接へとやってきた彼女は、監督からの説明を受けて不安を感じながらも撮影に同意。気持ちが変わる前にホテルへと連れて行き、男優との試し撮りを行った。随所にMっ気を感じさせる彼女に対し、男優はハードな責めを展開!ハメ潮を吹きながら何度もイキまくる!
「働いても貧困から抜け出せない」
母子世帯を取り巻く環境は厳しい。母子家庭の貧困率は5割を越え、就労による収入は平均181万円で、所得は全世帯の半分を下回る。その5割以上が非正規雇用だ。
「努力が足りない」、「もっと働け」。そんな声も聞こえてくる。だが、働いても貧困から抜け出しにくいことはデータが物語る。
“経済協力開発機構(OECD)のデータ(10年)を基に各国を比較すると、就労していないひとり親世帯の相対的貧困率は米国が90.7%、ドイツが54%などと高く、日本は50.4%でOECD平均の58%を下回っています。しかし、就労しているひとり親世帯の貧困率は、米国が31.1%、ドイツ23.8%、OECD平均も20.9%と、それぞれ大幅に下がっています。就労すれば所得も増えるため、貧困から抜け出すのが自然な流れです。ところが日本は50.9%と逆に上昇しています。日本のひとり親世帯は、働いても貧困という例のない状況です。(東京新聞2014年10月15日付)”
離婚しなければいい。夫から養育費をもらえばいい。親や親族に頼ればいい。そもそも、貧困だからって体を売るのか。体を売るにしても風俗店の方が安全で は。出会い系はないだろう。いろいろな疑問が浮かぶが、本書を読み進めると、出会い系にアクセスする彼女たちにはほとんど選択肢がないことがわかる。
家庭内暴力を振るう夫からは養育費も慰謝料もとれず、下手すれば籍も抜けない。家族とは断絶、友人はいないか、ゴタゴタに巻きこまれているうちに疎遠になった。子どもがいじめられる懸念や世間体から生活保護は受給できない。大半が離婚前後にメンタルが不安定になり、精神科に通院している。昼間のパートだけでは生活費は足りない。正社員への道は険しい。容姿に恵まれなければ30歳を過ぎると風俗店の門戸は狭くなる。結果、出会い系に手を出す。
彼女たちの抱える圧倒的な寂しさ
本書に出てくるのは、そんな八方ふさがりの女性たちだ。読み始めたときは「極端な話をされてもね」と正直、困惑した。「どうにかならなかったのか」という思いは絶えずよぎった。
出会い系で売春したきっかけについて聞くと、取材対象者の約2割が「だって寂しかったから」と答えたという。
「寂しいってなんだよ」と突っ込んでしまった。著者も困惑を隠さない。
“30歳も超えようという大人の女が、しかも子をもつ母親が、「寂しいから売春した」といって、そこに同情の余地があるはずがない。はずがない、と思っていた僕が、実は浅はかだった。僕は知らなかったのだ。「やむを得ず」売春相手に会ってしまうほどの、圧倒的な寂しさがあることを。そんな想定外の寂しさを生み出す、離婚、シングルマザーという、特殊な環境と心理を”
彼女たちは家族や地域、社会制度すべてに無縁な存在だ。彼女たちの絶望的な孤独を、それらの縁が足りている人間からは哀れむことはできても、置かれた立場を簡単に想像などできるわけがでかてないのだ。読み進めるうちに、その孤独にぼんやりと触れることができる。
著者は生活保護を受ければいいと彼女たちに働きかけるが、一様に拒否される。理由はさまざまだ。田舎では生活保護受給者に対する差別はいまだに残る。子どもを守りたいがために、踏ん張っているのに、その子どもが学校で悲惨な目に遭うことは絶対に許容できない。以前、市役所で屈辱的な目にあった。貧困を抜け出す一発逆転には婚活しかない。そのためには生活保護を受けていたら支障が出る。いずれも、世間の目が弱者のセーフティーネットをまったく機能させていない点が共通している。
著者が指摘するように彼女たちには共感できない。意見が矛盾していることも少なくない。だが、笑うこともできなければ、責めることもできない。彼女たちは福祉に頼らず、必死に生きているのだから。パートと出会い系で、世間がののしる税金泥棒にならずに。だからこそ、彼女たちの絶望的な貧困は世間からは漏れ落ちてしまっているんだけれども。
著者は全体を通じて、取材対象と距離を保ち続ける。政治や社会をこき下ろすわけでもなく、彼女たちに同情を誘うような文言を並べるわけでもない。淡々と彼女たちの生活を描写することがむしろ貧困の悲惨を浮き彫りにする。
もちろん、出会い系のシングルマザーは全体から見ればわずかだ。彼女たちをシングルマザーの代表のように論じる気は、著者にも毛頭ない。ただ、ひとりの主婦が不運の連続で出会い系のシングルマザーに転落する現実が陸続きの同じ日本で起きていることをわれわれはどれだけ知っているだろうか。
自分の周囲だけが幸せならよいのか
社会が複層化する中で、自分の周囲での絆は強まっているのかもしれないが、狭い範囲の仲間以外は、まったく人間として感じられない傾向は強まっているのではないか。本書の中でも、若い女性数人が出会い系のシングルマザーの話を著者から聞き、激しくののしっている。「わがままじゃないですか」、「そういう人が子ども産んじゃヤバくね?」。本書は2010年に出版された『出会い系のシングルマザーたち』の文庫版だが、著者はこの数年でのシングルマザーの貧困に対する自己責任論の高まりを懸念する。
本書のあとがきはこう結ばれている。
“出会い系のシングルマザーたち。彼女らは、誰もが容認できる存在ではないかもしれない。だからと言って、彼女たちを、彼女たちの抱える苦しみを放置することは、決して許されることではない。社会福祉とは、公的扶助とは、その当事者が大衆にとって容認の対象であろうとなかろうと、等しく困窮状態にある者を救うべきものだからだ”
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