子宮のビミョーな性感度
2007.09.24(15:48)
Wombとは「子宮」を意味する言葉であり、「From the Womb to the Tomb」というような使われ方をします。日本語では「ゆりかごから墓場まで」ですが、直訳すれば「子宮から墓場まで」。この地球上に生を持つ誰もが、子宮の中で育ち、子宮から生まれて、そして今を生きているのですから、重々しい言葉として真剣に受けとめずにはおれません。
その子宮ですが、生殖と深くかかわる器官としてセックスにおいても重要な役割を果たしているのです。
女性の性反応をみますと、興奮期-平坦期(高原期)-オーガズム期-消退期の4相に分かれています。男性も同様な過程をたどりますが、その様子は女性とは大きく異なります。表現の方法を変えれば、興奮-勃起-射精-満足-おしまい。極めて単純であえて説明する価値もありません。人にとっての生きる喜びとは、明日何が起こるかわからないところにあるのに、男性の性と言えば、コトを始める前から終わりがすでに見えてしまっているのですから、何とも愚かしい行為に心血を注ぐということになります。
その一方で、女性の場合はオーガズムを導く助走の仕方によって、いわゆる感じ方やカラダの反応が大きく異なってきます。同じ性反応の女性に出会うことは皆無といっても言い過ぎではありません。
◇精液をチュッ! 驚くべき生殖の仕組み
さて、子宮の話に戻しましょう。性的興奮が高まってくると、女性の腟が大きく変化することについてはすでに前号でも紹介させていただきました。腟の外側3分の1にはオーガズム隆起が出現し、子宮に近い腟の奥の方は風船状に膨らみ、テントのように広がるのです。
このような現象が起こるのは、性的反応に伴って子宮が上昇するからにほかなりません。結果として、腟の奥に位置する後腟円蓋(えんがい)には精液を溜めるプールが作られます。射精された精液、その中に含まれる精子が外に漏れ出ることなく、子宮へと進入し卵子との出会いを効率よく行える自然な仕組みが作られていくのです。
やがて、興奮がさめると子宮は元の位置に戻りますが、戻った先には精液が待っています。子宮頸管と呼ばれる細い管が精液に接触するや、スポイトのように精子を含む精液がチュッと子宮内に吸い込まれていきます。驚くべき生殖の仕組みだとは思われませんか!
その子宮ですが、生殖と深くかかわる器官としてセックスにおいても重要な役割を果たしているのです。
女性の性反応をみますと、興奮期-平坦期(高原期)-オーガズム期-消退期の4相に分かれています。男性も同様な過程をたどりますが、その様子は女性とは大きく異なります。表現の方法を変えれば、興奮-勃起-射精-満足-おしまい。極めて単純であえて説明する価値もありません。人にとっての生きる喜びとは、明日何が起こるかわからないところにあるのに、男性の性と言えば、コトを始める前から終わりがすでに見えてしまっているのですから、何とも愚かしい行為に心血を注ぐということになります。
その一方で、女性の場合はオーガズムを導く助走の仕方によって、いわゆる感じ方やカラダの反応が大きく異なってきます。同じ性反応の女性に出会うことは皆無といっても言い過ぎではありません。
◇精液をチュッ! 驚くべき生殖の仕組み
さて、子宮の話に戻しましょう。性的興奮が高まってくると、女性の腟が大きく変化することについてはすでに前号でも紹介させていただきました。腟の外側3分の1にはオーガズム隆起が出現し、子宮に近い腟の奥の方は風船状に膨らみ、テントのように広がるのです。
このような現象が起こるのは、性的反応に伴って子宮が上昇するからにほかなりません。結果として、腟の奥に位置する後腟円蓋(えんがい)には精液を溜めるプールが作られます。射精された精液、その中に含まれる精子が外に漏れ出ることなく、子宮へと進入し卵子との出会いを効率よく行える自然な仕組みが作られていくのです。
やがて、興奮がさめると子宮は元の位置に戻りますが、戻った先には精液が待っています。子宮頸管と呼ばれる細い管が精液に接触するや、スポイトのように精子を含む精液がチュッと子宮内に吸い込まれていきます。驚くべき生殖の仕組みだとは思われませんか!
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