カップル拉致し性行為させ写真撮った警備員に実刑

新華社福建:ある民間企業が雇った警備員5人が、福建省の晋江紫帽、鯉城江南といった地域で強盗、強姦などを繰り返した。被害にあったカップルの数は5組に上る。このほど一審判決で、5人の元警備員には実刑が言い渡された。
今年3月3日11時ごろ、出稼ぎ労働者である張さんとそのガールフレンド小雪さん(仮名)はデート中、突然複数の男たちに捕まり、林の中に連れ込まれた。男達は最初、刃物をつきつけ2人が持っていた携帯電話や現金を奪った。その後男達は張さんに小雪さんのズボンを脱がせ、性行為をするよう命じた。その間、男達はその様子を写真などに撮っていたという。そして最後は靴紐で張さんを縛り、抵抗する小雪さんを押さえつけて乱暴を働いたという。
今年2月-3月、晋江、鯉城の警察はアベックを狙った同じような事件の通報を複数受けていた。調査の末3月12日、警察は容疑者の男5人を逮捕したという。
このほど鯉城区の裁判所では、一審判決として主犯格の男に懲役19年、もう1人の男に懲役5年6ヶ月、その他3人にも相応の刑が言い渡された。

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