保育士合コンの裏側
2017.01.17(20:05)
「先生とパパで合コンしよう…」イクメンが誘惑する“保育士合コン”の裏側
「彼女や奥さんにしたい女性の職業」で常に上位入りするほど、男性ウケがいい“保育士”。子どもに向ける笑顔や優しさからあふれる母性を感じ、いつか子どもが出来たときには「いいママになりそう」といったイメージがあるようです。
しかしそんな保育士へ好意を寄せるのは、独身男性に限った話ではない様子。なんと保育園に我が子を預ける父親の中にも、保育士好きの男性がいるようです。
◆「駅やスーパーで鉢合わせ」先生と保護者の意外な接点
保育園に勤めるリサさん(仮名・32歳)は、10年以上のキャリアを持つベテラン保育士。独身のため子育て経験はないものの、長年の保育士経験と柔らかな物腰とで、保護者からの信頼も厚い先生です。
「お迎えに来られた時などにいろいろ相談を受けますね。初めての子育てだったり、共働きで思うように育児が出来なかったりすると不安に感じることもたくさんあると思うので、できる限り力になれるようにしています」
保護者の気持ちに寄り添い、園での様子を踏まえてそれぞれに合わせたアドバイスを心がけているというリサさん。でも、仕事とプライベートのけじめをつけるために個人の連絡先などは一切教えていないといいます。とはいえ、仕事帰りなどに近くのスーパーや駅で保護者と鉢合わせ、声をかけられることも。
「母親だとたいてい立ち話になるのですが、父親の場合は会釈程度。でも、Aくんパパは社交的なかたで、会うと必ず話しかけられます」
園への送り迎えや行事の手伝いなど、とても積極的に育児に関わっているAくんパパ。整った顔立ちも相まって、保育士の中でも人気の高い父親なんだとか。
「○○くんパパはカッコいいとか、○○ちゃんパパみたいなイクメンと結婚したいとか、独身の先生同士でよく話してます(笑)。でも、実際にその父親とどうこうなろうとか考えてないので、女子高生が先生にキャーキャー言うのと同じような感覚ですね」
そんなある日、友だち同士の飲み会からの帰り道で、リサさんは偶然Aくんパパに遭遇。いつものように声をかけられ、しばらく立ち話をすることに。
「先生お酒飲むんですね~みたいな話から『今から一軒どうですか?』って誘われたのですが、やんわりと断りました。そうしたら、『LINE交換しませんか?』って……」
いつもであれば丁重にお断りするというリサさん。しかしこの日はかなり酔っていたうえ、実は結婚も考えていた彼から数日前に振られたばかりで心も弱っていたとのこと。そこに現れたAくんパパの笑顔と押しに負け、つい教えてしまったのだそう。
そして連日のように連絡が来る中、同い年なことも分かってトークは盛り上がり、改めて飲みのお誘いが……。
「ここまで仲良くなると断りづらいので、“みんなで”ということでOKしました。そうしたら、『パパと保育士で合コンしよう!』って即レス。そのうえ、『既婚者ばっかりなら安心でしょ? ○○くんパパとか誘うから、リサ先生は○○先生や△△先生に声かけてくれない?』って、独身のかわいい先生を指名してきたんです」
そのうちに……と煙に巻いていたリサさんですが、「○○くんパパOKだって!」「○○ちゃんパパがスゲー楽しみにしてる(笑)」と、どんどん話を進めてしまうAくんパパ。ついには「〇日と○日ならどっちがいい?」「このお店なんかどうかな?」と、具体的な日にちと場所まで聞いてくるように。
「うーん……って感じですけど、まぁ1回くらいいいかって、Aくんパパご指名の先生たちに声をかけて合コンすることになりました」
“保護者との親睦会であって、合コンではない”と自身に言い聞かせつつ、心のどこかで楽しみにしている自分もいたというリサさんは言います。
聖職であるはずの“先生”も、パパの下心の前では肩書きも無意味。こうして先生と保護者が不倫に発展するケースも多いそうです。女性の皆さん、「先生だから安心」なんて油断しない方がいいかもしれません。
そして、迎えた合コン当日、そこは男の秘めた欲望が渦巻く、とんでもない場だったそうです……。
一部の保護者とプライベートの時間を共有することに抵抗を感じながらも、「Aくんパパは社交的でかっこいいし、楽しい時間になればいいな」と、同僚の先生たちと指定されたお店へ赴いたリサさん。
「すっごくおしゃれな店の個室だったんですよ。しかも、約束の時間より早く着いたのに男性陣は揃っていて、お酒やメニューも適度に選ばせてくれる大人な対応。なんだか高級なホストクラブに来たような感じでした(笑)」
紳士的な振る舞いからスタートした合コンには、Aくんパパのほかにも3人のパパが参加していたとのこと。日ごろ保育園で顔を合わせているパパたちですが、「今日は先生と保護者という関係を忘れて楽しみましょう!」と、普段よりもフランクに接してきたそうです。
「そうは言っても、やっぱりお子さんの話になりますよね。家でどんな感じかとか、保育園ではこんな子ですよとか。みなさん育児も家事もかなり積極的に関わっているみたいで、“デキるパパ”アピールタイムみたいになっていました」
保育園でみるだけではわからない家庭の様子が垣間見られ、「こういう親睦もいいな」と感じたというリサさん。しかし、「先生たちは彼氏いるの?」という問いかけをきっかけに雰囲気は一転したそうです。
上手なトークで場を盛り上げ、良妻賢母ならぬ良夫賢父ぶりをアピールしていたイクメンパパたちですが、お酒も進み、先生たちのプライベートへ話題が移ったあたりから雲行きが怪しくなってきたといいます。
「彼氏がいるって答えた先生に、『彼氏にも“よしよし”とかするの?』『“先生と園児ごっこ”したいとか言われない?』とかって聞きはじめたんですよ。ノリのいい先生だからおもしろおかしく返事してたんですけど、それで返ってヒートアップしちゃって……」
紳士的でイクメンな顔はどこへやら。“先生”のイメージから連想される下ネタトークを連発しはじめたパパたち。
「子どもにやるみたいに叱って!」「せんせ~お口拭いてぇ~」と園児プレイをしだすパパもいれば、「先生、この間○○くんにおっぱい揉まれてたでしょ!」と保育園でみかけた光景を口にして、「いいな~! 俺も先生のクラスの子どもになる~!!!」と絶叫するパパも。
挙句には「見た目だけでおっぱいのカップ当ててやる!」と、先生たちのバストの品定めまで始める始末。
「いい加減にしろよって思いましたけど、相手は保護者だから邪険にもできないし。予約の時間終了ですって現れた店員さんが神に見えました(笑)」
ようやく解放される……そう思った矢先、指先に何やら温もりが。「次どこ行く?」「先生、連れて行って~」と、パパたちから手をつないできたそう。
「これ以上トークするのは耐えられなかったので、とりあえず近場のカラオケに逃げました。その道中もつないだ手をぶんぶん振って、完全に子どもに戻ってましたね……」
なお、解散後先生だけで飲みなおしていたところ、Aくんパパからリサさんのラインに「今ならまだそっちに行けるよ」と、ふたりだけで会うことをほのめかすメッセージが届いたとのこと。またある先生は、合コンの最中Bくんパパから「奥さんとうまくいってない」と耳打ちされていたことも判明。
紳士的でイクメンなパパたちでも、先生の前では母性を求める一人の男の子になってしまったようです。
「彼女や奥さんにしたい女性の職業」で常に上位入りするほど、男性ウケがいい“保育士”。子どもに向ける笑顔や優しさからあふれる母性を感じ、いつか子どもが出来たときには「いいママになりそう」といったイメージがあるようです。
しかしそんな保育士へ好意を寄せるのは、独身男性に限った話ではない様子。なんと保育園に我が子を預ける父親の中にも、保育士好きの男性がいるようです。
◆「駅やスーパーで鉢合わせ」先生と保護者の意外な接点
保育園に勤めるリサさん(仮名・32歳)は、10年以上のキャリアを持つベテラン保育士。独身のため子育て経験はないものの、長年の保育士経験と柔らかな物腰とで、保護者からの信頼も厚い先生です。
「お迎えに来られた時などにいろいろ相談を受けますね。初めての子育てだったり、共働きで思うように育児が出来なかったりすると不安に感じることもたくさんあると思うので、できる限り力になれるようにしています」
保護者の気持ちに寄り添い、園での様子を踏まえてそれぞれに合わせたアドバイスを心がけているというリサさん。でも、仕事とプライベートのけじめをつけるために個人の連絡先などは一切教えていないといいます。とはいえ、仕事帰りなどに近くのスーパーや駅で保護者と鉢合わせ、声をかけられることも。
「母親だとたいてい立ち話になるのですが、父親の場合は会釈程度。でも、Aくんパパは社交的なかたで、会うと必ず話しかけられます」
園への送り迎えや行事の手伝いなど、とても積極的に育児に関わっているAくんパパ。整った顔立ちも相まって、保育士の中でも人気の高い父親なんだとか。
「○○くんパパはカッコいいとか、○○ちゃんパパみたいなイクメンと結婚したいとか、独身の先生同士でよく話してます(笑)。でも、実際にその父親とどうこうなろうとか考えてないので、女子高生が先生にキャーキャー言うのと同じような感覚ですね」
そんなある日、友だち同士の飲み会からの帰り道で、リサさんは偶然Aくんパパに遭遇。いつものように声をかけられ、しばらく立ち話をすることに。
「先生お酒飲むんですね~みたいな話から『今から一軒どうですか?』って誘われたのですが、やんわりと断りました。そうしたら、『LINE交換しませんか?』って……」
いつもであれば丁重にお断りするというリサさん。しかしこの日はかなり酔っていたうえ、実は結婚も考えていた彼から数日前に振られたばかりで心も弱っていたとのこと。そこに現れたAくんパパの笑顔と押しに負け、つい教えてしまったのだそう。
そして連日のように連絡が来る中、同い年なことも分かってトークは盛り上がり、改めて飲みのお誘いが……。
「ここまで仲良くなると断りづらいので、“みんなで”ということでOKしました。そうしたら、『パパと保育士で合コンしよう!』って即レス。そのうえ、『既婚者ばっかりなら安心でしょ? ○○くんパパとか誘うから、リサ先生は○○先生や△△先生に声かけてくれない?』って、独身のかわいい先生を指名してきたんです」
そのうちに……と煙に巻いていたリサさんですが、「○○くんパパOKだって!」「○○ちゃんパパがスゲー楽しみにしてる(笑)」と、どんどん話を進めてしまうAくんパパ。ついには「〇日と○日ならどっちがいい?」「このお店なんかどうかな?」と、具体的な日にちと場所まで聞いてくるように。
「うーん……って感じですけど、まぁ1回くらいいいかって、Aくんパパご指名の先生たちに声をかけて合コンすることになりました」
“保護者との親睦会であって、合コンではない”と自身に言い聞かせつつ、心のどこかで楽しみにしている自分もいたというリサさんは言います。
聖職であるはずの“先生”も、パパの下心の前では肩書きも無意味。こうして先生と保護者が不倫に発展するケースも多いそうです。女性の皆さん、「先生だから安心」なんて油断しない方がいいかもしれません。
そして、迎えた合コン当日、そこは男の秘めた欲望が渦巻く、とんでもない場だったそうです……。
一部の保護者とプライベートの時間を共有することに抵抗を感じながらも、「Aくんパパは社交的でかっこいいし、楽しい時間になればいいな」と、同僚の先生たちと指定されたお店へ赴いたリサさん。
「すっごくおしゃれな店の個室だったんですよ。しかも、約束の時間より早く着いたのに男性陣は揃っていて、お酒やメニューも適度に選ばせてくれる大人な対応。なんだか高級なホストクラブに来たような感じでした(笑)」
紳士的な振る舞いからスタートした合コンには、Aくんパパのほかにも3人のパパが参加していたとのこと。日ごろ保育園で顔を合わせているパパたちですが、「今日は先生と保護者という関係を忘れて楽しみましょう!」と、普段よりもフランクに接してきたそうです。
「そうは言っても、やっぱりお子さんの話になりますよね。家でどんな感じかとか、保育園ではこんな子ですよとか。みなさん育児も家事もかなり積極的に関わっているみたいで、“デキるパパ”アピールタイムみたいになっていました」
保育園でみるだけではわからない家庭の様子が垣間見られ、「こういう親睦もいいな」と感じたというリサさん。しかし、「先生たちは彼氏いるの?」という問いかけをきっかけに雰囲気は一転したそうです。
上手なトークで場を盛り上げ、良妻賢母ならぬ良夫賢父ぶりをアピールしていたイクメンパパたちですが、お酒も進み、先生たちのプライベートへ話題が移ったあたりから雲行きが怪しくなってきたといいます。
「彼氏がいるって答えた先生に、『彼氏にも“よしよし”とかするの?』『“先生と園児ごっこ”したいとか言われない?』とかって聞きはじめたんですよ。ノリのいい先生だからおもしろおかしく返事してたんですけど、それで返ってヒートアップしちゃって……」
紳士的でイクメンな顔はどこへやら。“先生”のイメージから連想される下ネタトークを連発しはじめたパパたち。
「子どもにやるみたいに叱って!」「せんせ~お口拭いてぇ~」と園児プレイをしだすパパもいれば、「先生、この間○○くんにおっぱい揉まれてたでしょ!」と保育園でみかけた光景を口にして、「いいな~! 俺も先生のクラスの子どもになる~!!!」と絶叫するパパも。
挙句には「見た目だけでおっぱいのカップ当ててやる!」と、先生たちのバストの品定めまで始める始末。
「いい加減にしろよって思いましたけど、相手は保護者だから邪険にもできないし。予約の時間終了ですって現れた店員さんが神に見えました(笑)」
ようやく解放される……そう思った矢先、指先に何やら温もりが。「次どこ行く?」「先生、連れて行って~」と、パパたちから手をつないできたそう。
「これ以上トークするのは耐えられなかったので、とりあえず近場のカラオケに逃げました。その道中もつないだ手をぶんぶん振って、完全に子どもに戻ってましたね……」
なお、解散後先生だけで飲みなおしていたところ、Aくんパパからリサさんのラインに「今ならまだそっちに行けるよ」と、ふたりだけで会うことをほのめかすメッセージが届いたとのこと。またある先生は、合コンの最中Bくんパパから「奥さんとうまくいってない」と耳打ちされていたことも判明。
紳士的でイクメンなパパたちでも、先生の前では母性を求める一人の男の子になってしまったようです。
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